VALORANTのランクマッチシステム(コンペティティブ)の仕組みを知っていますか?
今回は、ランクマッチの仕組みや解放条件・やり方に加え、パーティーで行けるランク差を解説します。
2022年4月のランクの割合分布・強さの目安やランクの効率的な上げ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
VALORANTのランクマッチシステムはどんな仕組み?
VALORANTにはランクマッチシステムが存在しますが、ランクが全部でどこまで存在するのか、ということについては始めたばかりだとよくわからないということも多いと思います。
また、プレイしていてももらえるポイントがバラバラだったり、友達と一緒にプレイできないということもあります。
これはなぜなのでしょうか?この理由はランクマッチシステムを理解すればすぐにわかります。
VALORANTのランク帯は8段階ある
VALORANTのコンペティティブと呼ばれるモードには全部で8つのランクがあります。
ランクは一番下のアイアンからブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤ、イモータル、そして上位500名の最高峰のプレイヤーに与えられるレディアントまであります。
アイアン〜ダイヤ間の各ランクはさらに3つのティアクラスに分けられており、数字が大きくなるにつれて次のランクへの昇格が近づいていることを意味しています。
元々、イモータルにも3つのティアランクが存在していました。現在、ティアランクは1つしか存在しません。
そして、EPISODE3 ACT2からはイモータルが3つのティアクラスに戻ることがVALORANTの公式放送において発表されました。
VALORANTのランクポイントの上がり幅は活躍度による
VARORANTのランクは活躍度に応じて与えられるランクポイントによって変動します。
このランクポイントは基本的に勝利することによって5~50程度上昇し、100ポイントを上回るとで更に一段階上のランクに昇格します。
また敗北することによってランクポイントは0~30程度減少し、今持っているランクポイントを上回るランクポイントを失っても一気にランク降格とはならず、0ポイントで止まります。
ドローの場合はランクポイントの変動なし、または活躍度に応じて微量のランクポイントの変動があります。
キル、デス、アシストだけでなく、スパイクの設置や解除、またアビリティを有効に活用したかどうかなど様々な要素が分析され、よりチームに貢献し活躍すれば勝利した時には大幅なランクポイントの上昇が望めるでしょう。
VALORANTのパーティーで行けるランク差が存在する
VALORANTのランクマッチではランク差が一定以上離れているプレイヤー同士でパーティーを編成することが制限されています。これはマッチ内で敵、味方共にスキル差が開きすぎないフェアなマッチングにするためであり、上記の画像の各赤線以外ではパーティーを編成することができない為ご注意ください。
VALORANTのランクマッチは4人のパーティーを組むことができない
VALORANTのランクマッチは、報告が必要不可欠とされています。
1人で4人のパーティーに参加して不利になることを避けるために、アップデートによって4人パーティーでランクマッチに参加することができなくなりました。
3人以下か、5人でパーティーを組んでからランクマッチを行うか、4人でアンレートを行うことしかできないのです。
VALORANTのランクマッチは5人のフルパでランク制限がなくなる
VALORANTのランクマッチはランクの差が一定以上の場合いけなくなるのですが、Riot Gamesのスマーフ対策として、5人のフルパーティーであればランク制限が解除される仕様に変更されました。
イモータルとシルバーやブロンズ、レディアントでも5人のフルパを組めばプレイ可能なのです。
そして条件によっては得られたり、失ったりするランクポイントが減少するので注意する必要があります。
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加えて、5人のフルパでランクを回すと、対戦相手として5人のフルパがマッチするようになり、
MMR(内部レート)が同じくらいの対戦相手としかマッチしないようになるため、
試合開始まで10分以上待たされることも珍しくありません。
また、外国サーバーで試合をしなければならないこともあります。
ランクを上げるために5人のフルパにするのではなく、ゲームを楽しむ目的でパーティーを組みましょう。
VALORANTのランクマッチのやり方は?解放条件はレベル?
VALORANTを始めたばかりのとき、ランクマッチに参加できないと思ったことはありませんか?
また、自分のランクが表示されておらず、どうすればよいか分からないというプレイヤーもいますよね。
ですので、VALORANTのランクマッチのやり方・解放条件などを紹介します。
VALORANTはアンレートなどでアカウントレベルを20以上にすれば挑戦できる
VALORANTのランクマッチに参加するにはアンレートと呼ばれるランクの関係ないモードやスパイクラッシュ、デスマッチなどでアカウントレベルを20以上にする必要があります。
これはパッチノート4.0から追加された仕様で、理由としては「初心者がルールに慣れるため」とRiot Games から公式発表されていますが、「スマーフ対策ではないか」という噂もあります。
解放されるまではコンペティティブを選んでも「パーティーに資格がありません。」と表示されてしまいます。自分なりの戦い方を覚えて、アカウントレベルが20以上になってからコンペティティブに挑戦しましょう。
VALORANTの振り分け戦を5試合消化するとランクが付く
アカウントレベルを20以上にしてコンペティティブに参加できるようになっても、まだプレイヤーのランクは確定していません。ランク付けされるには、コンペティティブを5試合プレイする必要があります。
このコンペティティブはそれまでのアンレートによるプレイヤーの活躍度からスキルレベルを判断し、
そのレベルに見合ったランク(MMR、内部レート)の試合に参加することになります。
VALORANTのランク割合分布と強さの目安は?
VALORANTのランクが表示されたあと、実際自分はどのくらいの位置にいるのか気になったことはありませんか?
VALORANTのランクには人口分布が存在するので、自分の大体のランキングを調べることができます。
自分のランクが今どのあたりなのか、割合分布表と照らし合わせてみてくださいね。
VALORANTのランク割合分布と強さの目安
VALORANTの2022年4月のランク人口分布は、「Esports Tales」によりRiotから配布されているAPIによるデータをもとに作成されています。
【各ランクごとの人口分布】
アイアン | 12.5% |
ブロンズ | 26.6% |
シルバー | 28.4% |
ゴールド | 18.1% |
プラチナ | 8.7% |
ダイヤモンド | 4.1% |
イモータル | 1.6% |
レディアント | 0.03% |
出典:https://www.esportstales.com/valorant/rank-distribution-and-percentage-of-players-by-tier
ランクの分布を見てみるとブロンズランクのプレイヤーが一番多く、時点でシルバーランクのプレイヤーが多いことが分かります。
上位として考えられるのはプラチナ以上のプレイヤーといってもよいでしょう。
しかし、ランクはあくまで目安でしかないため、コンペティティブでは自分ができることを精一杯行うことが大事です。
VALORANTのランクマッチで勝てない…。効率的な上げ方は?
VALORANTのプレイヤーのほとんどが一度は「ランクマッチで勝てない」と考えたことはあるのではないでしょうか?
中には初歩的なところから間違えているためになかなか勝てないというプレイヤーもいます。
ここでは、比較的ランクマッチで勝ちやすくなったなと感じる4つの方法を紹介するので参考にしてみてくださいね。
①チームVCをオンにしてできれば正確な報告をする
VALORANTはチームゲームです。個人がいくら強くても最終的には連携が取れているチームの方が勝利し、連携が取れていないチームは敗北してしまうことが多いです。
自身が見ている位置や敵の確認、アビリティの報告や作戦など、どれをとっても味方に報告し、また報告を受けるだけでチームがスムーズに動けるようになり勝利に繋がります。
またそういったチームVCを活用してチームを活気づけることもチームの士気に繋がりますし、勝率が上がると考えても良いでしょう。
②使えるエージェントを増やす
VALORANTには様々なエージェントが存在し、やはりアビリティの違いから基本的な役割が存在します。
もちろん必ずそうしなければ勝てないということはないのですが、基本的な構成としては射線を切るスモークを使えるキャラは最低限必要なものとして考えられています。
スモークだけでなく、エージェントをピックする時点でチームに足りない役割があればその役割を担当するなど、どの役割のエージェントがチームにいた方が良いか考え使うことによって勝率はグッと上がることとなります。
そのためにも使えるエージェントを増やして幅を持たせることが勝率を上げることに繋がると考えられます。
マップによって強みが発揮されるエージェントもいるので、マップ毎に使用するエージェントを変えても良いかもしれません。
関連記事:VALORANTキャラ・エージェント解説一覧!初心者向きおすすめも紹介! |
③マネー管理を覚える
VALORANTはラウンド開始前に所持しているマネーを使って武器を購入して戦います。
ここでも勝率を上げるためにはチーム単位でマネー管理を合わせることが重要です。
マネー管理とはラウンドごとにチーム単位で武器を買うか購入を控えてエコラウンドとするか決めることです。
エコラウンドを見極め購入を合わせてバイラウンドでしっかりと勝てるようにすることでチームの勝率は上がることとなるでしょう。
④エイム練習をしっかりする
VALORANTで試合に勝つためにはスキルの使い方や立ち回りなど様々な要素を鍛える必要があります。しかし最も簡単に試合の勝敗に関係するものはやはりエイムの精度です。目の前の敵にしっかりと打ち勝てるようにエイム練習を行うことが重要です。
VALORANTではプラクティスから入ることができる射撃場にてbotを撃つ練習ができます。またデスマッチでは様々なマップで多くの人と接敵し撃ち合うことができるのでエイム練習に最適です。どちらも頭をしっかりと狙って撃てるように、意識して練習することが上達に繋がります。
また、自分に合ったクロスヘアを探してみるのも一つの手でしょう。
関連記事:【VALORANT】プロも使うクロスヘア設定17選!十字・丸・点など紹介! |
VALORANTのランクマッチを楽しもう!
これまでVALORANTのランクマッチのやり方、勝率の上げ方を紹介しましたがいかがでしたか?
もちろん試合に勝つことも重要ですがランクマッチを通じて真剣にプレイしたプレイヤーとフレンドになることや、ランクで勝つために様々な練習をするなど、ランクマッチはよりゲームにのめり込むためのモチベーションを与えてくれるでしょう。
まだプレイしていない方は是非VALORANTのランクマッチを楽しんでください!