VALORANTの推奨スペックを知っていますか?ノートパソコンでもプレイできるのでしょうか?今回は VALORANTの推奨スペックに加え、ゲーミングPCのおすすめや選び方を紹介します。PCのスペック確認方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次
VALORANTをプレイするPCの推奨スペックは?
「VALORANTをプレイしたいけどゲーミングPCを持っていない!」「ゲーミングPCを購入したいけど必要なスペックが分からない!」「ゲームをしていてfpsが出にくい!」
VALORANTをきっかけにゲーミングPCを購入しようとするもそんな悩みにぶつかった人が多いと思います。
このゲームは起動最低限のハードルが非常に低いため、ハイスペックのゲーミングPCを購入しなくてもプレイすることが可能です。
VALORANTをプレイするための推奨スペックは以下の表となっています。
最低スペック(30fps) | 推奨スペック(60fps) | 理想スペック(144fps) | 4Kスペック(240fps) | |
OS | Windows7 | Windows8 | Windows10 | Windows10 |
CPU | intel Core 2 Duo E8400 (intel),Athlon 200GE (AMD) | intel Core i3-4150 (intel),Ryzen 3 1200 (AMD) | intel Core i5-9400F 2.90GHz (intel),Ryzen 5 2600X (AMD) | intel Core i7-9700K |
グラボ・GPU | intel HD 4000 , Radeon R5 200 | Geforce GT 730 , Radeon R7 240 | GTX 1050 Ti , Radeon R7 370 | RTX 2080 |
メモリ | 4GB | 4GB | 8GB | 16GB |
VALORANTはノートパソコンでプレイできる?

VALORANTを始めたいと考えていても、今手元にあるPCがノートパソコンしかない…。という方もいることでしょう。
VALORANTはノートパソコンでもプレイできるのでしょうか?また、プレイできたとして快適に動作してくれるのでしょうか?
ここからはそんな疑問を解決するためにノートパソコンでも動かせるのかについて解説していきます。
VALORANTはノートパソコンでも動かせるが快適ではない
VALORANTは最低・推奨スペックでプレイするならばゲーミングPCを購入せずとも、CPUやGPUなど上記の表の性能を満たしているならばノートパソコンでプレイすることが可能なゲームとなっています。
しかしプレイを楽しむという目的ならばノートパソコンでも充分ですが、本格的に相手に勝つためには理想スペック以上の性能を持ったゲーミングPCを購入することをオススメします。
低品質のノートパソコンでは推奨スペックである60fpsでプレイをしても、理想環境である144fpsでプレイしているプレイヤーとは数値上倍以上のフレームレート差がある中で戦いを強いられることになります。
快適にVALORANTのようなFPSゲームををプレイしたい方は理想環境を満たしているゲーミングPCを購入することがオススメでしょう。
*fps(フレームレート)とは 映像の中で1秒間に流れる静止画が何枚映るかのフレームの描画速度を表したもの。 60fpsは1秒間に60枚、144fpsは1秒間に144枚となる。 fpsの数値が上がるほど映像が滑らかになり、下がるほど動きがカクつくようになる。 fpsは上下するため、快適にゲームを楽しみたい場合は理想環境以上のPCでfpsが安定するように準備することが求められる。 |
(*VALORANTをノートパソコンでプレイしたいと考えている方はこちらも読んでみてください)
詳細記事:VALORANTはノートパソコンでもできる?重い?熱いときの対処法も紹介! |
VALORANTをする前にパソコンのスペックを確認する方法は?
現在使用しているパソコンのスペック(OS、CPU、メモリ、GPU)を確認する方法を紹介します。
①「Windowsキー」と「Rキー」を同時押しする。
②「ファイル名を指定して実行」が表示されるので、「名前」の欄に「dxdiag」と入力しOKを押す。


③「DirectX診断ツール」が起動します。ここで最初に表示されている画面でOS、CPU、メモリといった現在使用しているPCのスペックを確認することができます。

オペレーティングシステム=OS
プロセッサ=CPU
となっています。
④「DirectX診断ツール」の上部にある「ディスプレイ1」と表記されているタブをクリックします。
その後表示されている画面でグラボ(GPU)を確認することができます。

VALORANTでゲーミングPCを使うメリットとは?デメリットある?

VALORANTはゲーミングPCを使う方がいいとは言いますが、実際どんなメリットがあるのでしょうか?
また、使うことによるデメリットも存在するのでしょうか?
多数のプレイヤーや今後VALORANTを始めようと考えている方の疑問にお答えします。
PCに負荷がかかるスキル・アビリティも容易に描写できる
VALORANTをプレイするとPCが重く感じるのはフラッシュやスタンなどの画面が何度も切り替わる演出が主な理由です。
普段は144fps以上出ているという場合でも、スキルが発動した瞬間に一気にfpsが一気に下がってしまうということもざらにあります。
このような現象を防ぐためには常時200~300fps出るようなPCを準備する必要があるのです。
負荷がかかるスキル・アビリティを素早く処理できるゲーミングPCを用いることで不自由なくプレイすることが可能になります。
高いスペックを誇るPCを用いることでキルが取りやすく・デス数が減少する

ゲーミングPCなどの高いスペックを持つPCを用いることで、キル数をデス数で割ったK/D比率が向上するといわれています。
上記の画像はNVIDIAが公開しているfpsとゲーム内におけるK/D比率の関係を表したグラフです。
60fpsの環境でプレイしているプレイヤーと180fpsの環境でプレイしているユーザーを比べてみると、
明らかに後者のプレイヤー群の方が高いパフォーマンスを発揮できています。
VALORANTが上達しないと悩んでいるプレイヤーは、技術だけでなく環境の面でも相手に及んでいないことがあるかもしれません。
(参考文献:https://www.pcgamer.com/nvidia-study-finds-gamers-have-better-kd-ratios-at-higher-framerates/)
フレームレート(fps)が安定することでエイム・反応速度が向上する
VALORANTなどの5対5のFPSゲームで、特にヘッドショットが重要であるゲームにおいてはフレームレート(fps)が最重要項目であるといわれています。
上記の動画を見てもらえればわかるかと思いますが、フレームレート(fps)が高いPCを使っている場合、以下の4つの点で有利に撃ち合いを進めることができます。
- 敵の動きの滑らかさ
- 残像があるか・ないか
- 視点のずれがあるか・ないか
- 画面への反映スピード
240fpsの場合では敵が滑らかに動いており、残像も少ないためエイムを合わせるのが容易になっています。
さらに、自分がエイムを動かしたときのカクつきが極限まで抑えられているため、エイムを動かしている最中にも敵を見つけやすいのです。
仮に敵の存在に反応できたとして、撃ち始めたのが残像だった場合、初弾を外してしまいます。
VALORANTのようなFPSゲームでコンマ数秒の遅れが生じているという環境はかなり不利な状態です。
VALORANTをプレイする上でゲーミングPCを使うデメリットは特にない
このように、VALORANTをプレイする上でゲーミングPCを使うデメリットはほとんどないことが分かります。
普段使いの点でも、一般的なPCより処理が早いため不便さを感じることが少ないのです。
ただ、一つ注意しなければならないのはゲーミングPCの値段についてです。
選び方を間違えれば求めている性能以上のゲーミングPCを購入してしまう恐れがあります。
次の項目でゲーミングPCの選び方について紹介していますので是非参考にしてみてくださいね。
VALORANT向きのゲーミングPCの選び方は?

VALORANTをプレイするのに必要なスペックが理解できたところで、次にどのようなPCを選べばよいのかという選び方について解説します。
普段PCに触れていても、ハードウェアには詳しくないというプレイヤーが多いため、ぜひこの情報を参考にしてみてくださいね。
①予算は10万円前後
VALORANTは要求スペックの低いゲームなのでCPU、GPUなどが推奨スペックを満たしていればハイスペックの性能を持ったゲーミングPCを無理に購入する必要はありません。
とはいえ推奨スペックギリギリのPCではfpsが出ず、快適にプレイすることもできないため、「ゲーミングPCを購入する!」と決めている方は推奨スペックを上回る性能のゲーミングPCを購入することをオススメします。
予算としては10万円前後あればVALORANTを快適にプレイできるだけでなく、これから先その他の最新ゲームも遊べるような性能のゲーミングPCを購入することができるでしょう。
②CPUはintelのi5〜i9がおすすめ
VALORANTを快適にプレイするために購入するゲーミングPCの推奨CPUとしては、IntelのCore i5~i9がオススメとなります。
CPUはCore以降の数値が高いほど高速となり性能が上がります。
CPUの品質が高まることでfpsが出るようになり、カクつきなどを解消することが可能です。
③グラフィックボードはGTX1650以上であれば快適に遊べる
通称グラボと呼ばれるGPUはGTXの後に続く数値が高いほど性能が上がり、またGTXの上位としてRTXが存在します。
VALORANTを快適にプレイするためにはGPUはGTX1650以上のゲーミングPCがオススメとなります。
④メモリは最低でも8GB以上にしよう
メモリはCPUとGPUを効率良く動かすために必要となります。
VALORANTの推奨スペックではメモリは4GBとなっていますが、余裕を持って8GBあればプレイだけでなく配信などマルチタスクを行うことも可能となります。
予算に余裕があれば16GB以上のメモリがあればより性能が上がり快適にプレイすることができます。
⑤容量・ストレージは最低240GB以上にしよう
当たり前のことですが、HDDやSSDなどの容量についてはできるだけ多い方が好ましいです。
VALORANTのクライアント容量はおおよそ10GBですが、500GBくらいあればVALORANTだけでなく普段使いとしても利用しやすいと考えられます。
また近年では100GB以上のゲームタイトルが出てきているので、VALORANT以外のゲームを楽しみたいと考えているのであればなおさら容量が大きいものを選びましょう。
豆知識ですが、SSDに入れるほうがPCやゲームの起動時間が短くなり、快適になるということも覚えておくとよいでしょう。
但し、SSDは一般的にHDDよりも容量が少ないため、快適にプレイしたいゲームのみをSSDに入れて残りをHDDに入れるなどしてゲーミングPCの残容量に余裕を持たせることがポイントです。
VALORANT向きのゲーミングPCを紹介!
ここからはおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
ゲーミングPCを買ったことがない人にとっては馴染みがないメーカーかもしれませんが、保証も充実しているようなメーカーをピックアップしています。
分からないけどとりあえず購入したい!と考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
PC-TECHゲーミングパソコン(99,000円)
OS | Windows 10 Home |
CPU | intel Core i5-10400F |
GPU | GeForce GTX1650 |
メモリ | 8GB |
SSD(容量) | 500GB |
HDD(容量) | 非搭載 |
PC-TECHから発売されているミドルタワータイプのゲーミングPCです。最新のCPU、GPUを搭載している最安のゲーミングPCとなっています。
10万円以下という価格帯の中でSSDは高速で500GBと容量も大容量となっています。
CPUはintel Core i5-10400F、GPUはGTX1650というPC-TECHのスペックならばVALORANTなどPCゲームの中でも比較的軽いゲームはfpsが出るため、カクつくことなくプレイすることができます。
注意点としては 最新のゲームなど他のタイトルをプレイしたい場合、CPUやGPUの性能が推奨スペックに満たないタイトルも多々あるため、「他のゲームも沢山プレイしたい!」という方はお金を貯めて、次に紹介するようなCPU、GPUを持ったスペックが上のゲーミングPCを購入することをオススメします。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R35 (213,280円)
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-12700 |
GPU | RTX 3050 8GB |
メモリ | 16 GB |
SSD(容量) | 1TB |
HDD(容量) | 非搭載 |
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R35はゲーミングPCメーカーの中でもコストパフォーマンスに優れているドスパラの製品となります。
CPU(Core i7-12700)とGPU(RTX 3050)共に性能が良く、VALORANTを理想環境で快適にプレイすることができます。
動画編集や画像編集などにも対応できる性能を持っているので、趣味など普段使いにもオススメです。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R35のCPU、GPUならば、フォートナイトやAPEX LEGENDSなど他のゲームタイトルの要求するスペックも満たしているため、「他のゲームタイトルもプレイしたい!」という方にもオススメのゲーミングPCとなります。
GALLERIA(ガレリア)ZA9C-R37(343,280円)
OS | Windows 10 Home |
CPU | Core i9-11900K |
GPU | GeForce RTX 3070 8GB |
メモリ | 16GB |
SSD(容量) | 1TB |
HDD(容量) | 非搭載 |
GALLERIA(ガレリア)ZA9C-R37はゲーミング性能が高く、4K解像度にも対応できるポテンシャルの高さを持っています。
CPU(Core i9-11900K)は8コア16スレッドでゲーム適正も高く、一線を画するCPUとなっており、fpsの高さにも申し分ない性能です。
GPU(RTX3070)も性能が非常に高く、長く使用することができるグラフィックボードです。
VALORANTを快適にプレイすることはもちろん、「APEX LEGENDSも楽しみたい」など他のタイトルを遊ぶ際にもGALLERIA(ガレリア)ZA9C-R37のCPU、GPU性能ならば快適に高パフォーマンスでプレイすることが可能です。
VALORANTは低スペックPCでも楽しめる!

VALORANTは誰でもお手軽に遊びやすいように要求スペックを下げ、低スペックでも楽しめるように環境が構築されています。
必要な容量も比較的少ないことから、新品のパソコンでなくともプレイできるのも良い点です。
低スペックでも「まずは始めてみて楽しむ!」もよし、「より快適にプレイしたい!より高みを目指したい!」なら高性能なゲーミングPCを購入するもよし。
自分のスタイルに合ったCPUやGPU、容量などの性能を持ったゲーミングPCで楽しみましょう!
また、fpsが高いPCを購入してもモニターのリフレッシュレートが60hzなどであれば60fpsまでしか出ない点にも注意しながらハードウェアをそろえてみてくださいね。
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Written by 内田